「ランドセルには付いている。でも、最後に鳴らしたのはいつだろう」
防犯ブザーは、持っているだけでは今の状態が分かりません。まずは買い替える前に、子どもが背負った状態で4つだけ試します。
音を出すので、家の中や周りへひと声かけてから始めましょう。

① 背負ったまま、手が届く?
机に置いたランドセルでは届いても、背負うと引きひもをつかみにくいことがあります。
いつもの肩ベルトの長さで背負い、利き手で迷わず触れるかを見ます。かばんの奥ではなく、手の届く場所が基本です。
上着や手提げ袋がある日も試すと、「荷物で隠れていた」に気づけます。
② 子どもの力で、鳴らせる?
次は、親ではなく子ども本人が操作します。
引く、押すなどの動きは製品ごとに違います。説明書を見ながら一度鳴らし、固すぎないか、どこを動かすか迷わないかを確かめます。
ねむメモ: 大きな音が出るよ。耳元を避け、周りへ知らせてから試そう。
③ 音が弱くなっていない?
「鳴った」だけで終わらず、いつもより小さく感じないかも確認します。
全国防犯協会連合会は、最低1か月に1回程度の点検と鳴動試験を案内しています。音が小さくなったときは、電池の消耗が考えられるため交換します。
電池の種類や交換方法は製品の説明書を優先してください。本体の割れ、ひもの傷み、金具のゆるみも一緒に見ておきます。
④ 自分で止め方まで分かる?
鳴らし方だけでなく、止め方も本人が知っているか試します。
ピンを戻すもの、ボタンで止めるものなど、ここも製品によって違います。誤って鳴ったときに慌てないよう、一連の動きを一度やっておくと安心です。
どこへ付けるかは、背負って決める
取り付け位置は、見た目より「すぐ触れるか」で決めます。
まず肩ベルトの前側を候補にして、子どもの体格と利き手に合わせます。学校から取り付け場所の指定がある場合は、その案内を優先します。
歩くと大きく揺れる、腕へ当たる、雨具で隠れる。そんな位置なら、固定具や高さを見直します。
防犯ブザーとGPSは、役割が違う
防犯ブザーは、その場で大きな音を出して周囲へ知らせる道具です。GPSは、保護者が位置を確認するための道具です。
どちらも、持たせれば安全が保証されるものではありません。「今いる場所も知りたい」と感じたら、月額なしのタグと専用GPSの違いを先に整理しておくと選びやすくなります。
今日やるなら、ランドセルを背負うところから
防犯ブザーを買い直す前に、いつものランドセルを背負ってもらいます。
手が届く。自分で鳴らせる。音が弱くない。止め方が分かる。
3分でこの4つを試し、次に点検する日をカレンダーへ一つ入れておきましょう。
参考にした情報
- 全国防犯協会連合会「優良防犯ブザー」
- 全国防犯協会連合会「優良防犯ブザー推奨品目録(2026年4月16日)」
- 群馬県「防犯ブザーを選ぶポイント」
- 摂津市教育委員会「防犯チェックシート(小学4・5・6年生用)」
確認日:2026年9月13日



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