妊娠がわかって、病院で伝えられる「出産予定日」。
とても大切な日だと分かってはいても、「その日って本当に生まれるの?」「なんだか不安でいっぱい…」と思うママも多いと思います。
そんな不安な気持ちにやさしく寄り添いながら、出産予定日のことを一緒に確認していきましょう。
出産予定日ってどんな日?
出産予定日とは、赤ちゃんが生まれるであろう目安の日のことです。
妊婦健診で教えてもらうこの日は、赤ちゃんとママが出会える大切なゴールの日でもあります。
でも、「絶対この日に生まれます!」という日ではありません。
あくまで“このあたりで会えるかもね”という、ふんわりとした目安なのです。
どうやって決まるの?難しいことはある?
基本的には、**最後に生理が始まった日から数えて280日後(40週)**を予定日とします。
「ネーゲレの法則」と呼ばれる方法で、多くの産院で使われています。
ただ、生理が不規則だったり、日付がはっきりわからない場合は、赤ちゃんの大きさや妊娠の週数をエコーで確認しながら、先生が調整してくれます。
難しい計算は病院に任せて大丈夫。「あなたと赤ちゃんに合わせた予定日」をちゃんと出してくれますよ。
実際にその日に生まれるの?
実は、出産予定日にぴったり生まれる赤ちゃんは全体のわずか5%ほど。
多くの赤ちゃんは予定日の前後1〜2週間の間にやってきます。
予定日に産まれなくても心配しないでくださいね。赤ちゃんは、自分のタイミングで、ママにとって一番安全な日を選んでくれているのです。
出産予定日が近づくと不安になるのは普通のこと
「本当に陣痛ってくるの?」「痛みに耐えられるかな…」
そんな不安がどんどん大きくなるのは、決しておかしなことではありません。
でも、大丈夫。
ちゃんと助産師さんや先生がそばにいて、ママと赤ちゃんを守ってくれます。
そして、出産を経験したママたちがよく言うのは、「赤ちゃんに会えた瞬間、全部吹き飛んだ」ということ。
不安な気持ちも、少しずつ受け止めながら過ごしていきましょう。
出産予定日がわかったら、無理のない準備を
予定日が近づいてきたら、少しずつできることから準備を始めましょう。
「完璧にしなきゃ」と思わなくていいんです。
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入院バッグの中身をリストアップしておく
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赤ちゃんのお洋服やおむつを少しずつ揃える
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産後のお手続きやサポートについて調べておく
できたことから「がんばった自分」をほめてあげてくださいね。
赤ちゃんと会える日を、焦らずやさしく待とう
出産予定日は、赤ちゃんとママが出会える目印。
でも、赤ちゃんは自分のベストなタイミングでやってきてくれます。
予定日にとらわれすぎず、赤ちゃんのペースを信じて、やさしくその日を迎えましょう。
あなたの中で大切に育っている命は、ちゃんとわかっています。
「もうすぐ会えるよ」って、ママの心にそっと話しかけてくれているかもしれませんね。
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