ある夜のこと。
娘・つかさが寝たあと、私はモニター越しに静かな寝息を確認して、ひと息ついていた。
でも——深夜2:47。
ベビーモニターから、聞き慣れない“声”が聞こえた。
はっきりと聞こえた「…ママ」
最初は空耳かと思った。
でも、その声はふたたびモニターから響いた。
「まま……」
それは娘の声ではない。もっと、くぐもったような、低い声。
確認しに寝室へ向かったら…
ドアを開けると、つかさはぐっすり眠っていた。
ベビーモニターも、ちゃんとベッド横に置いてある。
音も、気配も、なにもない。
だけど……その場に立った瞬間、背中にざわざわと何かが這い上がる感覚がした。
翌日、夫に「この録音…聞いてみて」と言ったら
私は録音していた深夜の音声を、翌朝パパに聞かせた。
再生して数秒後、彼の顔が一瞬でこわばる。
「……これ、女の子の声、重なってない?」
「ひとりじゃないよ、これ」
ねむのコメント
「ベビーモニターって、実はノイズで他人の家の音拾っちゃうこともあるんだよ〜。
でも…ねむが知ってる限り、“名前を呼ばれる”ケースは、そう多くないかも…?」
まとめ|あなたの家のモニター、今も何かを映しているかもしれません
安心のために置いたはずのベビーモニター。
でもその先に映っているのは、本当に“うちの子”だけ——ですか?
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